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外観検査をマシンビジョンでAI自動化!【イントロダクション】

       

今回からマシンビジョンによる、外観検査のAI自動化に関する記事を投稿していきます!

製造業のみなさん、製品の検査でお困りではありませんか?
特に人間が関わる検査で、いわゆる「外観検査」で威力を発揮する技術があります。

それが「マシンビジョン」です。
外観検査を人手による人海戦術から、「機械の目(=マシンビジョン)」によって、自動化する技術です!

マシンビジョン(Machine Vision、MV)とは

産業(特に製造業)でのコンピュータビジョンの応用を意味し、自動検査、プロセス制御、ロボットのガイドなどに使われれます。
MVの適用範囲は幅広い。

参考:Wikipedia(マシンビジョン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3

平たく言うと、カメラとコンピュータを使って、人間がいわゆる「目検」とか「目チェック」していたものを、自動化する一連の技術です。
最近はこれに、人工知能(AI)の技術も加わってきて、非常に盛り上がっている分野です。

人手による検査の問題点

人手による検査は、どうしてもいろんな問題が出てきます。
なにしろ人間は、

・疲れる
・サボる(ときもある)
・ムラがある
だから、ミスをします。

そういえば私も学生のころ、たった1日ですが、工場で製品検査のアルバイトをしたことがあります。
そのときは某食品メーカーの食品の包み紙の製造工程で、シミや汚れがないか、人間が目でチェックするというものでした。
ベルトコンベアに載せられて移動してくる包み紙を延々と眺め続け、異常があったらピックアップ(=はじく)する、ただそれだけの作業です。

単純で誰にでもできる作業ですが、それゆえ30分もやっていると、猛烈な睡魔に襲われます。
ひつじが1匹、ひつじが2匹・・・という、まさにアレです。
最初は1時間に1回は小休止をとっていましたが、最後の方は30分に1回は休憩してました。
当然、チェックの精度も最後の方になればなるほど、落ちていきます。

もう眠くて眠くてしょうがない・・・。
正直、もう2度とやりたくないと思ったアルバイトでした(笑)

マシンビジョンなら

一方機械は、
・疲れません
・サボりません
・いつも同じ調子です
だから、すばやく確実です。

でも、
「(値段が)高いよね?」
「うちの製品じゃムリ」
「機械は融通が利かないよね?」
などと思われるでしょう。

いえいえ、最近はそんなこともないんです。
大手さんはもちろん、中堅・中小の事業者様でも、導入される例が増えてきてます。

弊社ではマシンビジョンによる、外観検査の自動化ソリューションをご提供しております。
これから数回にわたって、マシンビジョン関連の記事を投稿していきます!
よろしくお願いいたします。