資格
 

初級エンジニアにおすすめ基本情報技術者試験の勉強方法

       

今回は基本情報技術者試験の勉強方法についてまとめてみました。

10月試験が延期になってしまいましたが、今が勉強のチャンスだと思いますので一緒に頑張りましょう!

基本情報技術者試験(FE)とは

基本情報技術者試験( Fundamental Information Technology Engineer Examination)とは情報処理技術者試験の一区分である国家試験です。受験に条件はなく、誰でも受験することができます。

情報処理技術者試験という枠組みには他にも高度な専門的知識に関する資格(ピンク色の部分)もありますが、その中でも一番基礎的な知識に関する資格です。

ITパスポートなどの資格は「ITを利用する側」の資格ですが、基本情報技術者試験は「IT技術を提供する側」の資格といえます。

勉強方法

午前試験

ズバリ、過去問を解く!(単純ですね、、)

これにはちゃんとした根拠があります。
以下のグラフは基本技術者試験ドットコムさんが出している統計情報です。

令和元年秋期試験で出題された80問中47問が過去問題から出題されており、

さらに47問中31問が基本情報技術者試験そのものの過去問題という統計が出されています。※直近2回分は除く

このことから、午前試験は以下の勉強法をオススメします。

  • 参考書を読む(インプット)
  • 過去問題集や過去問道場、過去問アプリ(アウトプット)

ちなみに、午前試験はまずマネジメント系ストラテジ系を極めることをオススメします。

この2項目はテクノロジ系と比べて比較的簡単な問題が多いので、ここで点数を稼ぐことで合格に一歩近づくはずです。

大体の参考書はテクノロジ系から解説があり、途中で挫折してしまうことがあるので注意が必要です。

午後試験

午後試験では、優先順位を考えて時間を費やすことです!

選択問題は比較的勉強時間が少なく済むものを選択し、必須問題に時間をかけるのがポイントです。

必須問題

問1.(情報セキュリティ)

午前試験の知識で十分なので、あまり時間をかけて勉強しなくて大丈夫です。

問6.(データ構造、アルゴリズム)

初めは満点を取らなくても全然大丈夫なので、時間をかけてでも勉強するべきです。

問7. (ソフトウェア開発)

プログラミング経験がない方は、14〜15個程度の関数しか出ない「表計算ソフト」一択で、経験者の方は、なるべく自分が慣れている言語を選択するのがベストです。

選択問題

問2〜問4.(ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計)

これは個人的な意見ですが、「ソフトウェア設計」「データベース」の勉強をオススメします。これ以外はある程度の知識を応用させなければならないので、勉強時間を大幅に取られてしまう可能性があります。

問5.(プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法規)

問1と同様に午前試験の知識で十分なので、あまり時間をかけて勉強しなくて大丈夫です。(問題の形式に慣れる程度でOK)

 

どの問題でも「満点を狙わない」というのが午後試験のポイントです。

試験概要

午前試験

試験時間 150分
出題形式 多肢選択式(四肢択一)
出題数 80問(各1.25点)
解答数 80問(6割以上合格)

出題分野

テクノロジ系(50/80)

1. 基礎理論
基礎変換や論理演算は必須の基礎知識です。
最近ではAI関連の出題が頻出しており、数学問題が増加しているようです。

2. コンピュータシステム
稼働率の計算が頻出しており、OS機能に関しては具体的な思考問題が出題されています。

3. 技術要素
セキュリティーは午後試験でも必須になってきます。
データ、ネットワークともに基礎をしっかりと学習しておきましょう。

4. 開発技術
オブジェクト指向やXP、テスト手法が頻出されています。

マネジメント系(10/80)

5. プロジェクトマネジメント
アローダイアグラムは定番問題ですので、確実に理解しておきたいところです。

6. サービスマネジメント
出題の半数はシステム監査に関するものです。
ガイドラインのITILの内容を理解しておきましょう。

ストラテジ系(20/80)

7. システム戦略
英字略語で示される用語が多いです。

8. 経営戦略
情報システムを含めた全社的な経営戦略や手法を扱う分野で、用語問題が多いです。

9. 企業と法務
定番問題も多い分野ですので、効率的な学習で高得点を狙いましょう。

午後試験

試験時間 150分
出題形式 多肢選択式
出題数 11問
解答数 5問(6割以上合格)

出題分野

# 分野 出題数 解答数 配点
問1 情報セキュリティ 1 必須 20
問2〜問4 ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計 3 2 30
問5 プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略・企業と法規 1
問6 データ構造、アルゴリズム 1 必須 25
問7 ソフトウェア開発(C言語/Python/Java/アセンブラ言語/表計算ソフト) 5 1 25

まとめ

ここまで基本情報技術者試験の勉強方法を書いてきましたが、合格することが重要ではありません。

基本情報はコンピューターサイエンスをざっくり学ぶには最適で、勉強で得た知識は間違いなく今後に役立ちます。

焦らず、ゆっくり頑張りましょう!

 
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